このコーナーでは、多くの外国人が携わっている仕事について記載してあります。仕事内容、求められる能力、適性などについて具体的に紹介します。業界研究や就職活動に役立ててください。
@通訳・翻訳 通訳の仕事は専門化が進んでおり、自分の得意な専門分野を持つことが強みとなります。また、日本語と母国語以外に、もう1ヶ国語ができると仕事の幅が広がります。 資格がなくてもできますが、日本で通訳者として仕事をする場合、通訳ガイド試験(国家試験)に合格していると有利です。また、語学力だけでなく、社交性、明朗快活さ、礼儀正しさ、気配りなどの適性が求められます。特に日本企業で通訳者として働く場合には、ビジネスマナーと日本の商習慣を理解していることが必須です。 翻訳には出版翻訳や映画翻訳などもありますが、ここではビジネスに関する翻訳について取り上げます。海外の企業とやり取りされるビジネス文書は、商品案内やマニュアル、契約書、調査報告書、決算書など、様々です。こうした文書を翻訳する場合、何よりも正確さが必要です。そして分かりやすく翻訳することも大切です。そのためには原文の内容を正確に理解していることは勿論ですが、ビジネス全般に関する基礎知識を持っていたほうが良いでしょう。また、ビジネス文書には特定の書式や表現方法がありますので、それらを理解した上で翻訳文書を作成していく必要があります。 翻訳の仕事は資格よりも経験や実績が重視されます。このため、翻訳者は、貿易、マーケティング、国際法務、財務管理などの特定の専門分野の専門知識を身に付けておくと有利です。
A貿易実務 海外企業との電話や電子メール、受発注などのやり取りが日常的に行われるため、語学力は必須です。外国人の場合、自分の母国との取引を担当する場合が多いですが、日常会話レベルの英語を話せると有利です。また、母国での人脈も重視されます。 求められる能力としては、商談やプレゼンテーションのコミュニケーション能力があります。これは、日本語と母国語の両方で求められます。また、近年電子メールによるやり取りが急増しており、ビジネスメールを迅速に作成し、処理できる能力も必要です。 持っていると有利な資格としては、通関士(国家資格)や貿易実務検定などがあります。
B海外営業・バイヤー 出張または駐在という形で海外に赴き、海外での商品の売り込みや買い付けを担当します。日本の本社から送られてきた受注連絡を元に商談を進めたり、海外市場の情報を収集して日本の本社に送ったりします。バイヤーの仕事では、海外の企業との信頼関係を構築するとともに、その国の政治経済の情勢や文化を理解していることが重要です。この点では、日本人に比べ外国人のほうが有利となります。しかし、それだけでは不十分であり、商談を成立させるためには、高度な交渉力や説得力が必要です。また、機動力や積極性、判断力、行動力などを大いに発揮できる仕事内容です。
C技術職 設計開発や研究開発の仕事です。主に理工系出身者が携わります。開発業務に加え、海外市場調査や海外営業のサポートなどを行います。